日産キックスはひどい車? 壊れやすさ・売れ行きなどを徹底解説

日産キックスはひどい車? 壊れやすさ・売れ行きなどを徹底解説
日産が誇るe-POWER搭載車のキックス。

コンパクトな作りであるため、運転がしやすく燃費が良いという口コミがある一方で、「ひどい」と言う人もいるのが事実。

そこで本記事では、

などを紹介していきます!

日産キックスがひどいと言われる理由は?

日産キックスがひどいと言われる理由は?
e-POWERの採用や、四輪駆動モデルの設定に加え、安全装備や快適装備も一定の水準を備えている日産キックス。

しかし、ネット上では「ひどい」といった否定的な声も少なくありません。

ここでは、日本最大級のクルマSNSサイトであるみんカラの口コミをもとに、真相に迫っていきます!

エンジンのパワー不足で力強さに欠ける

現行の日産キックスに搭載されているのは、1.2Lエンジンにモーターを組み合わせたe-POWERシステムです。

カタログスペックではエンジン出力が82ps、モーター出力が136psとなっています。

しかし、高速道路や急な上り坂、4人乗車時などのシーンでは「もう少し力が欲しい」と感じる人も多く、実際にユーザーからも「高速で追い越すときにパワー不足を感じた」「登り坂での伸びが物足りない」といった声が聞かれます。

男性
e -powerの苦手とする高速域や坂道でのパワー不足かなぁ。

では、他の車種とスペックを比較してみましょう。

←スマホはスクロールできます→

排気量馬力モーター出力重量
キックス(X)1200cc821361360kg
ヴェゼル(X)1500cc1061311350kg
ライズ(Z)1000cc
1200cc
821061070kg
ヤリスクロス(X)1500cc91801160kg

こうしてみると、エンジン・モーターのスペックは他の車種と変わらないか、むしろ上回っています。

しかし、重量がこの中で最も重く、ライズと比較すると300kg近くも重いんです…!

実は、車の走りは、エンジンやモーターの出力以外にも、重量に左右されます。当然、車重が軽い方が扱いやすく、加速もスムーズです。

内装の質感が低い

日産キックスに対してよく聞かれる声の一つが、「内装が安っぽい」という評価です。

特に、インパネ周りのプラスチック感やシート素材の質感が、同価格帯の他車と比べて見劣りするという意見が目立ちます。

キックスの内装

男性
気になったのは値段の割にドア内張り(スイッチ周りやドアハンドル周り)が安っぽく見えること。
男性
シートが固めでジュークからは長時間が辛いかも。

例えば、トヨタ・ヤリスクロスやマツダ・CX-3などの同クラス車種と比べると、インテリアのデザイン性や素材の使い方に差があると感じる人もいます。

ヤリスクロスではソフトパッドが使われており、CX-3に至っては本革やスエード調の素材を使用するグレードもあるため、質感において明確な違いが出ます。

一方、キックスは機能性を重視したシンプルなデザインで、内装の装飾は最小限

もちろん、これを「無駄がない」「スッキリしていて実用的」と評価するユーザーもいますが、見た目の高級感を重視する層には少し物足りない印象かもしれません。

車内空間が狭く、ファミリー層には向かない

日産キックスはコンパクトSUVとして扱いやすいサイズ感が魅力ですが、ファミリー層にとっては「車内が狭い」と感じる場面も多いのが現実です。

男性
2列目とトランクが狭くて家族向けではない。
男性
後席に兄弟仲良くギチギチになりながら乗ってます。

特に小さな子どもがいる家庭では、チャイルドシートを設置したり、ベビーカーや買い物袋を積んだりと、何かと荷物が増えがち。

そうした状況下では、キックスの室内スペースはやや手狭に感じられることがあります。

後席の足元スペースも広々とは言えず、大人が長時間座ると窮屈に感じるケースも。

ラゲッジスペースに関しても、日常の買い物程度であれば十分ですが、家族での旅行やアウトドアとなると積載量に物足りなさを感じるかもしれません。

価格に対し、装備が物足りない

日産キックスの価格は、エントリーグレードでも300万円です。

コンパクトSUVとしては中程度の価格帯に位置していますが、この価格に対して「装備が物足りない」と感じるユーザーが多いのも事実です。

男性
海外モデルには搭載されている「後側方衝突防止支援システム」が無い。

他にも、本革シートやパワーシートなど、価格に対して装備が物足りないと感じる人が少なくないです。

そのため、他の競合車種と比較して装備面での「魅力」がやや低く評価されています。

日産キックスの売れ行きは?

日産キックスの売れ行きは?
日本自動車販売協会連合会によると、日産キックスの2024年1月から12月までの年間販売台数は14,346台となり、登録車の中では37位に位置しています。

以下、キックスと同クラスのSUVと比較してみました。

メーカー車種名登録台数(台)
第9位ホンダヴェゼル75,424
第20位トヨタライズ51,225
第21位ホンダZR-V41,513
第27位ホンダWR-V30,339
第37位日産キックス14,346
第39位スズキクロスビー12,592

同じコンパクトSUVのホンダ・ヴェゼルやトヨタ・ライズと比べると、明らかに差が開いています…。

この理由ですが、キックスがe-POWER専用で、ガソリン車や廉価グレードが存在しないことが挙げられます。

最も安いグレードでも約300万円近くと割高で、価格と内容のバランスが悪いと感じる人も多いでしょう。

さらに、ライズはコスパ、ヴェゼルはスタイルや走行性能といった魅力がありますが、キックスは「これが強み」と言えるポイントが薄く、選ばれにくいのが現実です。

また、日産にはエクストレイルなどの選択肢もあり、価格帯が近いことからキックスの存在感が埋もれてしまっています。

総じて、キックスは「決め手に欠ける車」として埋もれてしまっているのが販売不振の大きな要因と言えるでしょう。

日産キックスを少しでも安く買うコツ

日産キックスについて賛否両論ありますが、コンパクトSUVの中で唯一、e-POWER搭載車という他の車には負けない武器を持っているのも事実。

プロパイロットという日産独自の技術も搭載され、長距離の運転時や渋滞といった、高速道路での負担やストレスを軽くしてくれます。

とはいえ、最低価格が300万円以上となると、どうしても躊躇してしまいますよね?

そこで考えたくなるのが、少しでも日産キックスを安く買うため、ディーラーや中古車販売店に対して行う値引き交渉です。

しかし、車を安く買うなら値引き交渉よりも下取りが重要なんです。

たとえば、ある車をディーラーで下取り価格の査定をしてもらった結果がこちら↓

ディーラーによるホンダ・フィットの査定価格

思っていたよりも安かったため、車の一括査定サイトであるカービューを使ってみたところ、なんと査定価格は95万円に…!

改めてディーラーに一括査定サイトの価格を伝えると、結局100万円で下取りしてくれることになりました。

つまり、ディーラーが最初に提示した価格は、高く買い取れるギリギリの価格ではなかったということ。

しかし、自分の車の価値を知らないと、最初に提示された価格が適正なのかわかりませんよね?

そうならないためにも、下取りに出す前に一括査定サイトを使い、自分の車の価値を把握しておきましょう!

日産キックスのよくあるトラブルは? システム故障などは少ない?

日産キックスのよくあるトラブルは? システム故障などは少ない?
日産キックスは、発売以来大きなトラブル報告は少なく、エンジン系やモーター系に致命的なリコールが出たケースもほとんどありません。

とはいえ、e-POWERという独自のハイブリッドシステムを搭載しているため、以下のような点には注意が必要です。

日産キックスはここに注意!
  • 補機バッテリーの突然の劣化や上がり
  • e-POWER制御系のセンサー不良
  • ワンペダルドライブのブレーキの違和感

e-POWER搭載車であるため、バッテリーや電装部品のトラブルがあるようです。

特に、中古車でキックスを購入する場合は、定期的にバッテリー交換されているか、e-POWERの制御系にリセット履歴や修理歴がないかを確認しておきましょう。

なお、ワンペダルドライブによるブレーキとアクセルの違和感は、トラブルではなく慣れの問題でもあります。

特に低速時、車が完全に止まる前にアクセルをしっかり離しきる必要があります。

少しのタイミングの違いで、車が止まりすぎたり進みすぎたりすることがあるので、慣れが必要です。

日産キックスは女性でも乗りやすい車?

日産キックスは女性でも乗りやすい車?
日産キックスは、駐車や取り回しがしやすく、初めてSUVに乗るという女性にも適しています。

小回りが効くコンパクトSUVであるため、駐車で苦労することも少ないようです。

女性
e-POWERなので加減速が軽快でストレスがない。デュアリスより、ハンドルも軽く、小回りが効いて、窓枠が低めなので死角も少なく、女性でも扱いやすい。

「SUVに乗りたいけど、大きい車は怖い…」という女性は、日産キックスはピッタリな車と言えそうです!

日産キックスを安く買いたいなら下取りする車の査定額をチェックしよう

自分の車の価値を知らないとどうなる?
車を買い替える時、ほとんどの人がディーラーや中古車販売店に下取りに出しますよね?

しかし、その際に自分の車の価値を知っていないと、相場より大幅に安い価格で買い取られてしまうかもしれないんです…!

車の下取りで絶対NG行為とは?

そもそも、車の下取りで失敗した人たちに最も多いのがコレ↓

車の下取りで後悔する人

  • 大手だから信頼できそう
  • 家の近くだから安心できそう
  • 知人の会社だから大丈夫だろう

と思い、1社しか査定を依頼していないパターンです。

なぜなら、1社だけに依頼してしまうと、その下取り価格が得なのか? 損なのか? 判断できませんよね。

実は、ディーラーや中古車販売店といっても、車種によって買取に得意・不得意があるため、

買取業者には得意・不得意がある

1社だけにしか査定を依頼していないと、本来100万円で売れるはずの車が70万円にしかならなかった…、というケースも普通にあるんです。

だからこそ、絶対すべきことはたった1つ!

コレだけはやっておこう! 車を下取りに出す前にすべきたった1つのこと

それはズバリ…!

「3社以上の複数社に査定依頼すること!」

車を査定するときは、3社以上の査定額を比較する

これは非常に重要で…、

  • 自分の車の売却相場がわかる
  • 明らかにおかしい額を提示する業者を選別可能
  • 複数社を競わせて高く売却しやすい

という、様々なメリットがあるんです。

とにかく覚えておいてほしいのが、

『車が高く売れるかどうかの9割は下取りに出す業者選びで決まる!』

ので、実力がある会社選びが非常に大事になってきます。

とはいえ、どうやって複数社に査定依頼をすればいいのでしょうか?

わざわざ1社1社電話をかけて…となると大変ですよね?

そんな時に活用したいサービスがこちら↓

最大10社の査定額を比較し愛車の最高額がわかる
複数社で査定したことにより
平均25.2万円もお得になる『カービュー』

カービュー

なんとこのサービス、

  • 利用者実績500万人を突破
  • 上場企業であるLINEヤフー株式会社が運営

という特徴がある車の一括査定サイト。

利用は簡単。スマホやパソコンで愛車の情報等を入力するだけ。(入力時間はたったの45秒!

カービューの申し込み方法

全国200社以上の優良自動車買取店の中から、最大10社に査定依頼&査定額の比較が可能!

自宅にいながら、あなたの車の最高査定額がわかるサービスなんです。

カービューを使うメリットはコレ!
  • 完全無料で最大10社の査定額を比較
  • 複数社で査定したことにより平均25.2万円もお得になる
  • 車の買取業者を探す手間が省ける
  • 45秒の入力で最高査定額がわかる
  • 24時間、365日OK!
  • スマホ、パソコンで家にいながら査定額がわかる
  • 今すぐ売りたい方以外でも、まずは相場を知りたい方でも利用OK
  • 全国対応なのでどの地域でも使える

さらに、査定を依頼したからといって、必ずしも愛車を売る必要はありません。

しかも、このカービュー!

10年落ちの車などで売値がつかなくても、査定額を出してくれるんです↓

10年落ちで売値がつかなくても査定してくれる

10年以上前の車だから売れそうにない…
走行距離が10万キロ以上走っていて値段が付きそうにない…

このような愛車をお持ちでも、売れる場合もありますよ!

カービューを使った人の口コミ

40代・女性

113万円で売却

ディーラーの提示金額より高いところでと検討しておりました。何社か見積もりしていただいて、一番高い金額を提示してくださった業者さんにきめました。

一括査定で43万円もお得に!

60代・男性

105万円で売却

買取金額が高いと言う事もありますが、税金支払いのタイミングで、どのように税金の振り分けを行うのか、手続き書類の対応の仕方とか、迅速に対応して頂き、好感が持てました。売値相場もある程度わかっていたので、各社の買い値を比較して、最後も見積もりだったので、少し買取金額を上げて頂くことで即決いたしました。良かったと思います。

一括査定で35万円もお得に!

30代・男性

80万円で売却

下取りで20万しか値段が付かなかったが、65万以上で売値がついたため。本当にこの比較サイトがあり良かったです。

一括査定で60万円もお得に!

※引用:カービュー公式サイト

今の車を手放す予定があるなら早めに査定依頼を!

新車は登録から1年で価値が30%下落する
中古車は、新車登録から1年で約30%、その後3年で約45%、5年で60%も価値が落ちていくと言われています。

また、自動車メーカーによるマイナーチェンジなどで、買い替え需要が増した時は、さらに価値が下落することもあるんです。

「もう少し後でもいいや」と、先延ばしにしていると、高値で買い取ってもらえず、後悔する可能性も高くなります。

少しでも売却を検討しているなら、早めに車買取業者に相談・査定をしておきましょう。